第5回:検査結果判明

 検査結果を聞きに行く日、通知表をもらいに行くような、合格発表を見に行くような不安な気持ちで病院に行きました。当時のこの日記に「審判の日(The Judgement Day)」という表記を付けて書いていますがこれは偽らざる本音でした。結果がはっきりするまでに他の人のブログをみて数値とかを調べていました。

 当日、医者から渡された検査結果のレポートは信じがたいものでした。自分で予測していた最悪値を遥かにつきぬけていました。言葉にならなかったです。

1.呼吸停止は1時間に50回以上
2.睡眠のレベルは1(浅い)〜4(深い)まであるが1、2のみで3、4は存在しない
3.その間脳は覚醒反応が出っ放し(つまり、脳にとってはまったく寝ていないのと同じ)
4.脈拍は高いまま(普通の場合は寝ているときには下がります)
5.血中酸素濃度は最悪で70%代にまで落ち込む(通常は90%以下になることは無いです。ちなみにこの酸素濃度はかなりの高地トレーニングをしてるのと変わらない状態だそうです。)

 よく今まで生きていたなというのが正直な感想でした。「重症です。まったく寝ていないのと同じです。すぐ治療しましょう。ただ、あなたの場合は骨格の問題があるからやせたとしても100%は治らないかもしれません」先生、それって死刑宣告ですか?とはいえ、ほっとくわけにもいかないので治療を開始することにしました。治療はCPAPを使ってのものになりました。次回はどんな治療をしているかの話です。