Wordpress 2.2 にバックアップブログを移行完了

 以前からやろうやろうと思っていたWordPressへの移行がようやく完了しました。きっかけはMovable Type 4の発表です。7月半ばには新しいバージョンになるわけですが、現時点での感じでは大幅なテンプレートの変更が必要になりそうです。Web関係のアプリケーションはセキュリティ対応などの問題からもできるだけ新しいものを使ったほうがいいと個人的には思っています。しかし、ここまで来て丸々作り直しになるくらいならばまったく新しくしてしまったほうがいいのではないかとも思いました。

 以前、ためしにいれてみて面白いと感じた WordPress を使ってみることにしました。初期のインストールや設定自体は非常に簡単でした。5分でインストール可能というのも大げさではないかも。文字コードが 2.2からUTF-8決め打ちなのでその点は注意が必要です。

 前回はざっと入れてとりあえず作って終わりでしたので、細かいところのチェックはしませんでした。今回デザインを含めてかなり時間をかけていじってみましたので前回見えない部分も見えてきました。気がついたことを書いていきたいと思います。

デザインのしやすさについて

 前回、「なぜかWordpressのほうがデザインしやすいように感じる」と書きましたが本気でいじってみて理由がわかりました。WordPressの方がいじる必要のあるテンプレート自体が少ない上にソースそのものが読みやすいです。どのみちプラグインやカスタマイズが前提になるので全く知識がないとつらいと思いますがソースが読みやすいだけでも作業効率は違ってきます。

管理機能について

 エディタなどの機能は似たようなものです。一般のブログの様な細かいビジュアルエディタはプラグインを使用して実現するしかありません。WordPress に関して気になったのがログ関連の管理が全くデフォルトでは存在しないことです。Movable Typeのログ管理も細かいことを言えば十分ではないですが、最低限の機能は備えています。実際に自分でサーバーまで用意するようなタイプの人間はいろいろなログ管理ツールを複数使いこなしているケースが多いと思いますので実のところ必要性はさほどないのかもしれません。しかし、「ソフト単体の機能」として考えるとマイナスポイントであることは事実でしょう。

プラグインについて

 プラグインについてはMovable Typeに一日の長があるように感じます。日本人のユーザーはMovable Typeのほうが多いという事情もあると思います。プラグインに関しては海外を含めて探し回る必要があるため英語は必須です。書籍の数の違いが影響してるとも思いますが、少しずつ状況は変わっていくかもしれません。

その他雑感

 とりあえず、気になった点はこのくらいですかね…後は、ソフト本体というよりもプラグインの種類や性能に負う部分が大きいと思います。Movable Typeは4では大幅に管理画面が変わり、WordPressに近いものがあります。まだベータ版ですので現段階では判断は下せませんが、プラグインがあまりにも動かないようならば一気に状況が変わるかもしれませんね。スパム対策などは、現時点では最低限しかしていません。様子を見て厳しくしていこうかとは思っています。とりあえず回線のスピードが上がってどうなるかでしょうね。