Fedora 7 導入

 気になっていたFedora 7 ですが、ようやくのことで落とし終わりました。丸々4日間もかかりました。土曜、日曜の空いた時間はエミュレーターやノートパソコンに入れてうまく動くかどうかを検証してみました。ある程度使えるめどがついたので今日メインサーバーをFedora 7 に入れ替え、ついでにバックアップブログもWordpressに移行しました。回線が早くなるまで待とうかとも思いましたが、なかなか時間のある時でないまとめての作業がしづらいこともあり今日行いました。相変わらず回線が壊滅状態なので当分はかなり無理のある運用になりますが、バックアップブログを訪れる方にはご容赦のほどを。

 まず気がついたことですが見た目の印象が少し変わっていますね。フォルダやアイコンのデザインが変わったためでしょうか。壁紙もずいぶん洗練された感じのものになっています。4や5のころと比べるとやはり時代の差を感じてしまいます。インストールした時点でまず目につく物である以上、たとえかえられるにせよ壁紙のデザインもある程度力を入れていいと思います。まあ、以前のSuseのように極彩色のカメレオンが壁紙になっているのもどうかとは思いますが。

 デスクトップはGNOMEを使用。ただ単に「慣れているから」という理由です。もっとも、端末や設定関連の位置が少しずつ毎回変わりますので以前の場所になれているとかえって戸惑ったりもします。

 目立つところではSELinuxの設定が2つに分離しています。以前はデフォルトでは入っていなかったトラブルシューターも入っています。設定の方は、分離しているとは言えそれだけの感じで相変わらず難解です。英語のまま(まあ、この程度なら読めますが)である点も含めもう少し改善してほしいところです。

 とりあえず、現時点では安定しているようです。ほんの少し6よりも重たいかなという感じがしますが。あと、重大な変更としてideのハードディスクのデバイスの扱いがsd*(以前はhd*)になっている部分があります。最近のカーネルの変更に伴うものだそうですが、hd*を前提にスクリプトを書いている人などは要注意です。アップグレードがうまくいかない人でここが原因のケースがあるようです。

 アプリケーションやサーバー自体の設定ファイルには大きな変更はなさそうな感じです。まあ、限られた用途にしか使ってませんので全部チェックしたわけではないですが。Sambaのconfの能書部分が少し減ってすっきりしたくらいですかね。さすがに自分のなかにある程度ノウハウが溜まってきていることもあり今回の移行はほとんど手間取りませんでした。Wordpressについてはまた日を改めて書きたいと思います。