回線移行完了

 ようやく、回線の移行が完全に終了しました。簡単に済むかと思いきや、意外と手こずりました。工事自体は20日午後ということで、電話を待っていたら2時半くらいにようやく電話がかかってきました。3時過ぎに来るとのこと。この日はたまたま複数の人間が家にいたからいいようなものの、一人だったらおちおちトイレにも行けません。よく考えてみれば、「午後」と一口に言っても1時ぐらいから6時ぐらいまでと幅広いので待っている間中拘束されることになります。この辺は何とかしてほしいところです。

 工事自体はあっさり終了…するかと思ったら手違いがあったらしく、後日一部の機械を取り替えに来るそうです。1時間弱作業していました。工事が終わった後、設定変更に取り掛かります。事前にあちこちから引っ張ってきた資料を手元に置き、画面とのにらめっこが始まります。

 まずびっくりしたのが、CTU(ルーターみたいなもの)と接続するのに専用のソフトを使用する点です。最近のルーターはブラウザだけで接続する例が多いので、「わざわざ専用ソフトかよ・・・」と思いました。元々のルーターのアドレスは192.168.24.1。この時点ですでに大幅な変更が必要になります。家のネットワークは、ネットワークプリンタを2台使用していることもあり、すでにかなりかっちりとしたものになってしまってます。全部の設定を直すのは時間的にも現実的ではないです。となれば「CTUを現実に合わせる」方が手っ取り早いです。とりあえず、初期設定を先に済まし、インターネットにつながるのを確認したうえで変更作業に入ります。まずは固定IPアドレスにしたい機械のIPアドレスMACアドレスを調べ、対応を紙に書いていく作業から始めました。事前に調べた資料だけではわからないことも多く、想定していたよりもかなり作業量は多くなりました。(ネットワークの作業ってそんなものなんですけどね。)

 ひかり電話のIPをまず変え、割り振りを後ろにずらし、固定の分を割り振っていきます。MACアドレスを自分で調べる必要があるとは思わず(前に使っていたルーターでは自動で取得して表示してくれました。)、事前に準備していなかったため余分な時間がこの時点でかなりかかっています。一通り、設定を変更したうえで全マシン(常時使用する3台)でインターネットにつながるかとネットワークプリンタでの印刷がうまくいくかをチェック。ここまでは時間こそかかりましたがうまく行きました。

 最後に、サーバー公開のためのCTUの設定です。元々外部に公開するのはWebサーバーだけなので、静的アドレス変換設定(ポート指定)と、ファイアーウォールの詳細設定で80番ポートを開ければそれで終わり、のはずですが、ここからがうまくいきません。

 ポートをあけているはずなのにサイトが見えない…数時間悪戦苦闘した揚句、設定ミスに気がついたのが夜の12時過ぎ。設定変更のたびにCTUを再起動するためにIPアドレスが変わり、DynDnsの設定を変更する必要があるため手間は二倍です。ようやく設定が完了し、外からつながるのも確認したのが1時前。内側からのアクセスはhostsファイルの書き換えで対応しました。さすがにここで力尽きました。ここまでが昨日の話です。

 さて、今日になって前のプロバイダに解約の連絡をし(日割りが存在しないので月末までに連絡すればいいのですが)メールをチェックしてたら、 CronやLogwatchからのメールが来ていないことに気がつきました。あわててログをチェックすると、リジェクトされまくってます。まさかと思って調べてみたらやはり25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)です。前のプロバイダは何も考えずとも送信できた(スパムメールの現状を考えればむしろこの方が異常なのですが)ので、可能性があることを忘れていました。・・・ってことは、メーラー(thunderbirdを使ってます)の設定全部変更しなきゃいけないのか…半泣きになりながら設定変更にかかります。仕事用、プライベート用、Gmail・・・当然のことながら送受信両方できないと意味がないのでそれもチェックする必要があります。サブミッションポート(Port 587)での送信に対応していないフリーメールは泣く泣くアカウントを閉鎖。フリーメールらしくないアドレスで、結構気に入ってたのに・・・ Mozbackupを使ってほかのパソコンにも設定をインポートします。アカウントを移動するとなると、結構こまごました手間がかかりますね…想像してたよりもはるかに作業量が多く、結構疲れました。いい経験になりました。

 1か月くらい様子を見た上で、ブログもバックアップブログの方に比重を移すつもりです。そろそろと始動といったとこですかね。