お盆雑感

 お盆休み真っただ中の明日(15日)、Windowsの更新が入ります。毎年のことですが、この時期は日本のいろいろなコンピューター分野の更新がほとんどストップします。そんな中でのWindows更新・・・ネットワーク管理者はどういう対応をするのでしょうか。この時期に長期の休暇をとる習慣は日本特有のものです。逆にいえばこの時期日本では非常にネットワークその他もろもろが「手薄」になる可能性があるということです。

 終戦記念日という政治的に微妙な問題がからむため、ただでさえ攻撃その他が起きやすいこの時期にWindowsの更新が重なる・・・あまりいい兆候とは思えません。Windowsの更新は、同時に技術情報の発表も伴います。それを悪用されて、休み明けまで更新されてないつなぎっぱなし、つけっぱなしのパソコンに大規模な攻撃が起きた場合はどうするのか・・・せめて1週間早めるか、遅らせるかしてくれたらとは思いますがローカルな事情を理由にはできませんよね。

 休み明けに大騒動にならないことを祈るばかりです。某所では2chへの攻撃予告などもあるようです。救いはこの集団休暇の仕組みそのものが国外ではあまり有名ではないことですかね。ローカルさゆえに手薄になり、ローカルさゆえに危険はわずかでも軽減される。考えさせられます。