WindowsVista(beta2)をインストールしてみました。

 例によってVmwareを使用し、WindowsVista(beta2)をインストールしてみました。まず驚いたのはインストールに必要なDVDイメージのサイズ。32bit版で3.5G、64bit版で4.4Gもあります。まあ、Fedora Core5のDVDイメージが3Gを超えているわけですからある意味不思議ではないのですがWindowsXpのインストールがCD1枚ですむことを考えるとまさに「次世代」という感じがします。気がついた注意点は次の3つです。

1.Ethernet0.virtualDev = "vmxnet"を.vmxファイルの最後に追記。LANの有効化のため必要。
2.サウンドカードはes1371に設定。WinodwsUpdateでドライバーをインストール
3.vmware-toolをインストールしてVGAのドライバをインストールする必要がある

 ちなみに私の場合vmware用のHDDイメージはNHC、設定ファイルである.vmxファイルはVmx-Makerを使用して作っています。インストール時点で7GほどHDDを消費していました。まあ、beta版での話なので製品版ではもっと消費量が少なくなる可能性もあるんですが・・・それにしても7Gとは・・・何もプログラムをインストールしていない状態でこれだけ使うとは思いませんでした。エミュレーターでの使用なのでもっさりした感じはしますし、3Dデスクトップなどは試せませんでしたが、なかなか面白かったです。

 ただ、これだけ要求スペックが高いと、現状のユーザーには厳しいかもしれません。特にノートユーザーは一部のハイエンド機種を除いてグラフィックボードがきついと思います。1280×1024でWindows Vista Aeroを使うにはビデオメモリが128Mいるという話もききましたし・・・こういう端境期でのコンピューター選びは実に難しいです。おそらくメーカーは年末商戦は「WindowsVista対応パソコン」と謳って売りに出すのでしょう。徹底的に安く済まし、割り切ってWindowsXpを使い倒すのか、来年初頭予定のVistaを待つか。決断はその人によると思います。私は安く使い倒す選択をしました。