3D Desktop on Fedora Core 6 (Beryl)

 Windows Vistaの登場で3Dデスクトップがにわかに注目を集めています。ただ、VistaのAeroは非常に要求スペックが高くノートなどビデオボードの交換ができない物では実現不可能な場合も多いと思います。そんなおり、Linuxで使える3Dデスクトップ環境があるということを知りました。サーバーには全く不必要ですが、ノートに遊びで入れるなら面白そうだと思い試してみました。

使用環境

Machine:Dell Inspiron 2200
CPU:Intel Pentium M 1.7GHz
Memory:1.24G
Chipset:Intel 910GML Express
Graphic:オンボード
Sound:オンボード
HDD:120G(内90GはWindowsXPで使用。残りの20GをFedora Core 6で使用。)

 Vmware等を使用しているためメモリとハードディスクを増設していますが、その部分を除いては特筆すべきスペックではないと思います。逆に言えば、オンボードのものでも3Dデスクトップは使えるということでこの点はVistaに対してはアドバンテージになると思います。オンボードのビデオ性能で追いつくのかと思いましたが、十分実用的なスピードで動いています。

 インストールは


% yum -y install beryl

でOKです。gnomekdeそれぞれで動くようです。せっかくですのでスクリーンショットも取ってみました。

横にぐりぐり

縦にぐりぐり

この他にも燃え尽きるフォルダやビーム転送されるフォルダなど色々な特殊効果も楽しめます。こういうギミックって、結構好きですね。装飾パーツを公開している人もいるようで色々更なる変化を付けることができます。手軽に楽しめる3Dデスクトップとして、非常に良くできていると思います。