福岡旅行 2日目 (トラブル発生)

 この日は、先に九州国立博物館に行ってから太宰府天満宮によるつもりでした。今までの経験上博物館は本気で見ようとする場合かなりの時間がかかりますので、一番時間に余裕のある2日目を当てました。大宰府は、天神から天神大牟田線で二日市まで行き、太宰府線に乗り換えて2駅ほどです。郊外の駅である割に非常に電車同士の接続がよく、あっという間につきました。

 ところが、いざ博物館についたところで、子供が不調を訴えだしました。迷いましたが、ひとまずホテルに戻って出直すことにしました。フロントで体温計を借りてはかってみると、熱があります。いままで子供をつれてさんざん旅行には行きましたが、旅先で調子を崩したのは初めてです。間の悪いことに土曜日で、しかも出先でどこに病院があるかすらわかりません。まずいことに、頭痛止めや下痢止めは持ってきていましたが風邪薬や胃薬(胃の痛みもあったようです)は持ってきていませんでした。さいわい、泊まっているところがキャナルシティの真上だったため、キャナルシティ内にある薬局で薬を買うことができました。この時点では熱はさほど高くなく、3日目は一時的に熱が下がっていましたので安心していましたが、結果からいえばこれはインフルエンザでした。3日目に動きまわれたのは単なる幸運にすぎず、家に帰ってから改めて高熱が出てひと騒ぎすることになります。

 薬を飲ませて様子を見ましたが、どう考えても外出という雰囲気ではありません。胃もおかしくなっているためラーメンもアウト。福岡に行ったからにはラーメンと思っていたのですが、こういうときは仕方ないですね。思い切ってゆっくり休んで3日目に改めて博物館と天満宮は行くことにしました。