WordPress インストールしたプラグインについてのまとめ (その2)

 土日にかけて、少しバックアップブログのデザインを変更しました。今日になって、IEでのデザインが崩れているのに気がつき、さらに変更を行いました。追加でインストールした便利なプラグインを紹介します。

管理系プラグイン

Admin SSL

 管理ページをSSLによる通信に切り替えます。外部からの更新をする場合にはあった方がいいと思います。

WP-SlimStat

 ログを解析する為のプラグインです。シンプルですが非常に細かく表示されますので使いやすいです。

WP Plugins Tracker

 プラグインの更新チェックをしてくれます。すべてのプラグインに対応しているわけではないですが、チェックの手間を大幅に軽減してくれます。

アフィリエイト

AmazonLink

 Amazonの個別商品リンクを手軽に挿入できます。

AMM - Amazon Media Management Extension

 サイドバーにAmazonの画像つき商品リンクを挿入できます。

その他

Popularity Contest

 人気のある記事をサイドバーに表示します

 プラグインではないですが、サイドバーの音楽表示をiTunesSPYから音ログに切り替えました。残念ですが、日本語の文字化け問題が解決できなかったための措置です。パーツとしてのデザインはあちらの方が好きだったんですが・・・IEのデザインについても普段Firefoxしか使っていないために気づくのがだいぶ遅れました。2日間ぐらいは崩れたままのデザインになっていたはずです。変更した場合はもうちょっと慎重にチェックしないといけないですね…

Fedora7の本

 Fedoraはリリースのサイクルが早く、下手をすると本が出た時には次のバージョンがリリースされてたりしかねない部分があります。早めにリリースされたこの2冊を購入して読んでみました。

Fedora 7で作る 最強の自宅サーバー (CD&DVD付)
福田 和宏
ソーテック社 (2007/07/03)
売り上げランキング: 885

 まず、1冊目はこの本です。Fedora Core 5の時に買って気に入っていたため再度の購入になります。非常にわかりやすく、一般の人間がFedoraを使用して作るサーバはあらかたカバーしています。(唯一抜けているのがメディア関連のサーバでしょうか。)良くも悪くもサーバ構築に特化していて「手順通りにやればとりあえずサーバができる」という本です。

 いい点として

●わかりやすい書き方
●メールサーバなどでOutbount Port 25 Blockingの存在を前提とし対策をきちんと書いてある
●ウィルス対策など省かれがちの部分がかいてある

 気になった点としては

●とっつきやすくするためかコマンドで済む部分までGUI前提の説明になっている
●あと少し深い部分の設定まで解説があれば言うことないのにな・・・という部分がいくつかある

 どのレベルの読者を想定しているかという部分にもかかわってくるので仕方のない部分はありますが、FedoraGUI部分にいまいち信頼のおけない部分がある以上コマンドでやる部分GUIで設定する部分とを使い分けた方がいいような気がします。しかし、値段分の価値は十分にある本だと思います。

できるPRO Fedora7 Linux完全活用編(DVD付) (できるPROシリーズ)
辻 秀典
インプレスジャパン (2007/07/05)
売り上げランキング: 4427

 2冊目はこの本です。「できる」という名の通りある程度初心者向けの作りになっているようです。そのため、ある程度使い慣れた人間が購入した場合は冗長に感じるかもしれません。

 いい点としては

●iTuneサーバの構築がある
●設定のバックアップや戻し方など「実際にトラブルが起きた場合」を想定した記述がある
●ハードディスクの増設などの記述がある
Fedoraを削除した後のWindowsへの戻し方などトラブルシューティングが充実

 気になった点としては

SELinuxを切る前提になっている
●前の本と逆でGUIでやった方がわかりやすい部分でもコマンドを使用している
●固定IPを前提とした構築に比重がおかれている感じがある

 矛盾するようですが、Fedoraの場合はGUIでやった方がやりやすい部分とコマンドで済ました方が早い部分が存在します。要は使い分けなんですが、こちらの本はコマンドの方に偏っている感じがあります。

 SELinuxについてですが、おそらくSELinuxの不具合を避けるためでしょうが、無条件でOFFという考え方は賛成できません。確かにSELinuxはこなれてないし、設定は面倒だしわかりづらい(おまけにFedora7ではGUIの部分がなにかおかしいです)ですが、ことセキュリティに関するものを完全にストップしてしまうのはどうかと思います。

 あと、固定IPに比重を置くのもどうかと思います。この本を読む層がはたして追加料金を払ってまで固定IPを取得するのかどうか・・・上の本のように思い切ってダイナミックDNSに特化した方がわかりやすくなると思います。その点を除けばバックアップや増設、トラブルシューティングなど「いかにもありそうなシチュエーション」をカバーしている点などいい部分もあります。1冊目の本としてならありだとは思います。

 他に、Fedora7の本としてはMYCOMのビギナーズバイブルを購入する予定でいます。こちらの方も出版され次第購入して読んでみるつもりです。

新回線移行その後

 新回線に移行して2週間余りがたちました。今のところ非常に安定しています。とりあえず通常のインターネット使用が快適になったのは大きいです。コンピューター関係の仕事をしていると、調べ物はWebに頼ることが多いので回線が不安定だと非常に困ります。

 まあ、インターネットでの情報がすべて正しいわけでもないし前のバージョンのやり方がそのまま次のバージョンにも当てはまるとは限らないんですけどね。それでも、一つのやり方があるだけでかなりのヒントになるのも事実です。そういう意味では試行錯誤ややった事の成果を公表していただいてる方には感謝ですね。

 最近非常に役に立ったのがDLNAサーバであるMediaTombの設定関連の記事です。まあ、PS3や対応機器があるわけではないので純粋に実験ですが。ここで結構手こずったのがiTunes文字コードの問題です。iTuneはid3tagの文字コードutf-16を利用しているようなのですが、これが煮ても焼いても食えません。いや、正確に言うならばWindowsしか使わず、iTunes「だけ」を利用するのならば何一つ問題はないのですが、そのままLinuxに持っていっても日本語のファイルはまず文字化けします。mt-daapで共有する場合は文字を変換するパッチを当てていますが、Rhythmbox等のLinuxネイティブプレイヤーは文字化けしたままでした。当然MediaTombで共有する場合も同じです。これを何とかしたいと思っていろいろ調べていたらid3tagの文字コードの設定部分に行きつきました。

 結果的に現在持っているファイルのid3tagを変換するしか方法がないようです。ただ、以前と違ってid3tagのエディターがなかなか見つかりません。MP3というファイルフォーマットが出始めたころはid3tagエディターが結構存在したような気がするのですが、最近ではiTunesをはじめCDから取り込む時点で自動でネットから取得して書き込んでくれるものがほとんどです。需要がへっているせいでしょうか。SuperTagEditor改 Plugin Version (Nightmare)を使って書き換えることで対応しました。まさかこんな部分で文字コードで手こずるとは思いませんでした。SJISEUC-JP、UTF-8・・・もう少し何とかならないもんですかねえ…

回線移行完了

 ようやく、回線の移行が完全に終了しました。簡単に済むかと思いきや、意外と手こずりました。工事自体は20日午後ということで、電話を待っていたら2時半くらいにようやく電話がかかってきました。3時過ぎに来るとのこと。この日はたまたま複数の人間が家にいたからいいようなものの、一人だったらおちおちトイレにも行けません。よく考えてみれば、「午後」と一口に言っても1時ぐらいから6時ぐらいまでと幅広いので待っている間中拘束されることになります。この辺は何とかしてほしいところです。

 工事自体はあっさり終了…するかと思ったら手違いがあったらしく、後日一部の機械を取り替えに来るそうです。1時間弱作業していました。工事が終わった後、設定変更に取り掛かります。事前にあちこちから引っ張ってきた資料を手元に置き、画面とのにらめっこが始まります。

 まずびっくりしたのが、CTU(ルーターみたいなもの)と接続するのに専用のソフトを使用する点です。最近のルーターはブラウザだけで接続する例が多いので、「わざわざ専用ソフトかよ・・・」と思いました。元々のルーターのアドレスは192.168.24.1。この時点ですでに大幅な変更が必要になります。家のネットワークは、ネットワークプリンタを2台使用していることもあり、すでにかなりかっちりとしたものになってしまってます。全部の設定を直すのは時間的にも現実的ではないです。となれば「CTUを現実に合わせる」方が手っ取り早いです。とりあえず、初期設定を先に済まし、インターネットにつながるのを確認したうえで変更作業に入ります。まずは固定IPアドレスにしたい機械のIPアドレスMACアドレスを調べ、対応を紙に書いていく作業から始めました。事前に調べた資料だけではわからないことも多く、想定していたよりもかなり作業量は多くなりました。(ネットワークの作業ってそんなものなんですけどね。)

 ひかり電話のIPをまず変え、割り振りを後ろにずらし、固定の分を割り振っていきます。MACアドレスを自分で調べる必要があるとは思わず(前に使っていたルーターでは自動で取得して表示してくれました。)、事前に準備していなかったため余分な時間がこの時点でかなりかかっています。一通り、設定を変更したうえで全マシン(常時使用する3台)でインターネットにつながるかとネットワークプリンタでの印刷がうまくいくかをチェック。ここまでは時間こそかかりましたがうまく行きました。

 最後に、サーバー公開のためのCTUの設定です。元々外部に公開するのはWebサーバーだけなので、静的アドレス変換設定(ポート指定)と、ファイアーウォールの詳細設定で80番ポートを開ければそれで終わり、のはずですが、ここからがうまくいきません。

 ポートをあけているはずなのにサイトが見えない…数時間悪戦苦闘した揚句、設定ミスに気がついたのが夜の12時過ぎ。設定変更のたびにCTUを再起動するためにIPアドレスが変わり、DynDnsの設定を変更する必要があるため手間は二倍です。ようやく設定が完了し、外からつながるのも確認したのが1時前。内側からのアクセスはhostsファイルの書き換えで対応しました。さすがにここで力尽きました。ここまでが昨日の話です。

 さて、今日になって前のプロバイダに解約の連絡をし(日割りが存在しないので月末までに連絡すればいいのですが)メールをチェックしてたら、 CronやLogwatchからのメールが来ていないことに気がつきました。あわててログをチェックすると、リジェクトされまくってます。まさかと思って調べてみたらやはり25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)です。前のプロバイダは何も考えずとも送信できた(スパムメールの現状を考えればむしろこの方が異常なのですが)ので、可能性があることを忘れていました。・・・ってことは、メーラー(thunderbirdを使ってます)の設定全部変更しなきゃいけないのか…半泣きになりながら設定変更にかかります。仕事用、プライベート用、Gmail・・・当然のことながら送受信両方できないと意味がないのでそれもチェックする必要があります。サブミッションポート(Port 587)での送信に対応していないフリーメールは泣く泣くアカウントを閉鎖。フリーメールらしくないアドレスで、結構気に入ってたのに・・・ Mozbackupを使ってほかのパソコンにも設定をインポートします。アカウントを移動するとなると、結構こまごました手間がかかりますね…想像してたよりもはるかに作業量が多く、結構疲れました。いい経験になりました。

 1か月くらい様子を見た上で、ブログもバックアップブログの方に比重を移すつもりです。そろそろと始動といったとこですかね。

WordPress インストールしたプラグインについてのまとめ

 WordPressに対するカスタマイズがほぼ完了しました。この際ですので、自分が使用して有用だと思ったプラグインを紹介してみたいと思います。

スパム対策プラグイン

 スパム対策に関してはまだサイトを変更して間もないこともあり、試行錯誤中という感じです。あまりひどいようならばSpam Karma 2あたりも併用するつもりでいます。

記事投稿画面カスタマイズ用プラグイン

  • CA-ColorPicker
  •  記事投稿のコードモードに色を選択できるボタンを追加します。注意点として、ca_cpicker.phpの45行目をpost.phpからpost-new.phpに変更する必要があります。また、なぜか英語版のほうのページは行方不明です。とりあえず日本語版のページを載せておきます。

  • Live Preview
  •  コードモード時に自動プレビューが可能になります。

  • WP-AddQuicktag
  •  コードモード時、任意のHTMLタグをボタンとして追加することが可能。

  • WP-TinyMCE
  •  ビジュアルモード時に様々な機能のボタンを追加。

 私自身は通常時はコードモードで記事を投稿する事が多いのでコードモード用のプラグインが多いです。これらを適切に設定すればたいがいの表現ができるようになると思います。

表示改造系プラグイン

  • Commented entry list
  •  コメントとトラックバックを別々に表示することが可能。

  • Favicon Head
  •  Favicon用のヘッダを自動で挿入してくれます。場所を指定することもできます。

  • iTunesSpy
  •  iTunesで再生した曲の情報をサイドバーに表示できます。AmazonAmazon Developers Tokenを取得して設定することでカバーの画像なども引っ張ってきてくれます。私が試した限りでは日本語は文字化けするようですので洋楽限定ですが面白いアクセサリになると思います。

  • mcRSSlist
  •  はてなアンテナなどと連携させることで文字通り更新順になるブログロールなどを作れます。うまく連携させることでいろいろな使い方がありそうです。

  • WP-PageNavi
  •  ページの分割やナビゲーションボタンを設置したりと非常に役に立ちます。

 このサイトのデザイン自体がこれらのプラグインなしには成り立ちません。ブログパーツ自体の是非はさておき、自分の必要としているものを実現するのに必要不可欠なものばかりなので非常に感謝しています。

機能拡張系プラグイン

  • Mobile Eye+
  •  このプラグインを使えばブログが携帯対応になります。私のブログのように長文が多い場合は携帯で読むのに適しているかどうかは微妙ですが、リファラを読んで自動的に携帯用のページに飛ばしてくれます。

  • Search Everything
  •  通常の「検索の範囲」は記事のみですが、ページ、コメントまで検索の範囲を広げてくれます。

  • WordPress Reports
  •  Google AnalyticsFeedburnerと連携してレポートを表示してくれます。ログ管理の機能がないWordPressで視覚化して表示できるというのは非常に大きいと思います。

 この分野も、地味ですが役に立つものが多いです。特に気に入ったのはMobile Eye+。たいした設定も必要なくいきなり携帯用のページができてしまうのには心底驚きました。

その他

 この他にも私が知らないだけで相当有用なプラグインがあるはずです。プラグインの情報は日本語ならWordPress Plugin DB Japan、英語ならWordPress Codexあたりからいろいろ探し始めるといいと思います。日本語の情報が不足しているので最初は苦労すると思いますが、最初にとっかかりをつかめばあとは楽になると思います。昨日も書きましたが、Movable Type 4のプラグイン対応状況によっては情勢が一気に変わる可能性もあります。以前に比べて書籍も多くなっていますので。Movable Typeもよく出来てはいますが、平気でプラグインやインターフェースの互換性を無視するイメージがあります。値段が上がることもあり、これからの勝負は見ものだと思いますね。

サーバー停止のお知らせ

 明日(6月20日)午後、回線切り替えのため回線が完全につながらなくなります。工事がどういう風に進むかもわからないうちに、いきなりぶっつけ本番になってしまいました。CTUは工事の時に同時に持ってくるんでしょうか。事前に機械だけでも送っておいてくれたら、大分切り替えが楽になるんですが。現時点ではバックアップサーバーへのアクセスは少ないのであまり問題にはならないとは思います。うまくいくといいんですけど…

Wordpress 2.2 にバックアップブログを移行完了

 以前からやろうやろうと思っていたWordPressへの移行がようやく完了しました。きっかけはMovable Type 4の発表です。7月半ばには新しいバージョンになるわけですが、現時点での感じでは大幅なテンプレートの変更が必要になりそうです。Web関係のアプリケーションはセキュリティ対応などの問題からもできるだけ新しいものを使ったほうがいいと個人的には思っています。しかし、ここまで来て丸々作り直しになるくらいならばまったく新しくしてしまったほうがいいのではないかとも思いました。

 以前、ためしにいれてみて面白いと感じた WordPress を使ってみることにしました。初期のインストールや設定自体は非常に簡単でした。5分でインストール可能というのも大げさではないかも。文字コードが 2.2からUTF-8決め打ちなのでその点は注意が必要です。

 前回はざっと入れてとりあえず作って終わりでしたので、細かいところのチェックはしませんでした。今回デザインを含めてかなり時間をかけていじってみましたので前回見えない部分も見えてきました。気がついたことを書いていきたいと思います。

デザインのしやすさについて

 前回、「なぜかWordpressのほうがデザインしやすいように感じる」と書きましたが本気でいじってみて理由がわかりました。WordPressの方がいじる必要のあるテンプレート自体が少ない上にソースそのものが読みやすいです。どのみちプラグインやカスタマイズが前提になるので全く知識がないとつらいと思いますがソースが読みやすいだけでも作業効率は違ってきます。

管理機能について

 エディタなどの機能は似たようなものです。一般のブログの様な細かいビジュアルエディタはプラグインを使用して実現するしかありません。WordPress に関して気になったのがログ関連の管理が全くデフォルトでは存在しないことです。Movable Typeのログ管理も細かいことを言えば十分ではないですが、最低限の機能は備えています。実際に自分でサーバーまで用意するようなタイプの人間はいろいろなログ管理ツールを複数使いこなしているケースが多いと思いますので実のところ必要性はさほどないのかもしれません。しかし、「ソフト単体の機能」として考えるとマイナスポイントであることは事実でしょう。

プラグインについて

 プラグインについてはMovable Typeに一日の長があるように感じます。日本人のユーザーはMovable Typeのほうが多いという事情もあると思います。プラグインに関しては海外を含めて探し回る必要があるため英語は必須です。書籍の数の違いが影響してるとも思いますが、少しずつ状況は変わっていくかもしれません。

その他雑感

 とりあえず、気になった点はこのくらいですかね…後は、ソフト本体というよりもプラグインの種類や性能に負う部分が大きいと思います。Movable Typeは4では大幅に管理画面が変わり、WordPressに近いものがあります。まだベータ版ですので現段階では判断は下せませんが、プラグインがあまりにも動かないようならば一気に状況が変わるかもしれませんね。スパム対策などは、現時点では最低限しかしていません。様子を見て厳しくしていこうかとは思っています。とりあえず回線のスピードが上がってどうなるかでしょうね。

Fedora 7 導入

 気になっていたFedora 7 ですが、ようやくのことで落とし終わりました。丸々4日間もかかりました。土曜、日曜の空いた時間はエミュレーターやノートパソコンに入れてうまく動くかどうかを検証してみました。ある程度使えるめどがついたので今日メインサーバーをFedora 7 に入れ替え、ついでにバックアップブログもWordpressに移行しました。回線が早くなるまで待とうかとも思いましたが、なかなか時間のある時でないまとめての作業がしづらいこともあり今日行いました。相変わらず回線が壊滅状態なので当分はかなり無理のある運用になりますが、バックアップブログを訪れる方にはご容赦のほどを。

 まず気がついたことですが見た目の印象が少し変わっていますね。フォルダやアイコンのデザインが変わったためでしょうか。壁紙もずいぶん洗練された感じのものになっています。4や5のころと比べるとやはり時代の差を感じてしまいます。インストールした時点でまず目につく物である以上、たとえかえられるにせよ壁紙のデザインもある程度力を入れていいと思います。まあ、以前のSuseのように極彩色のカメレオンが壁紙になっているのもどうかとは思いますが。

 デスクトップはGNOMEを使用。ただ単に「慣れているから」という理由です。もっとも、端末や設定関連の位置が少しずつ毎回変わりますので以前の場所になれているとかえって戸惑ったりもします。

 目立つところではSELinuxの設定が2つに分離しています。以前はデフォルトでは入っていなかったトラブルシューターも入っています。設定の方は、分離しているとは言えそれだけの感じで相変わらず難解です。英語のまま(まあ、この程度なら読めますが)である点も含めもう少し改善してほしいところです。

 とりあえず、現時点では安定しているようです。ほんの少し6よりも重たいかなという感じがしますが。あと、重大な変更としてideのハードディスクのデバイスの扱いがsd*(以前はhd*)になっている部分があります。最近のカーネルの変更に伴うものだそうですが、hd*を前提にスクリプトを書いている人などは要注意です。アップグレードがうまくいかない人でここが原因のケースがあるようです。

 アプリケーションやサーバー自体の設定ファイルには大きな変更はなさそうな感じです。まあ、限られた用途にしか使ってませんので全部チェックしたわけではないですが。Sambaのconfの能書部分が少し減ってすっきりしたくらいですかね。さすがに自分のなかにある程度ノウハウが溜まってきていることもあり今回の移行はほとんど手間取りませんでした。Wordpressについてはまた日を改めて書きたいと思います。